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今年の流行語・新語 「チルい」「きまZ」?
新語流行語大賞が発表されました。改めてこちらで見ていきますと、年間大賞に選ばれたのは、「リアル二刀流」と「ショータイム」、もうこれは皆さんどうですか、予想通りでしたかね。
そしてトップテンはこのような言葉が選ばれたんですけれども、そんな中でもう来年の候補の言葉も出てきました。それがですね「ビッグボス」についてでして、選考委員のやくみつるさんがノミネート語30が発表された真裏、同じ日に発生した言葉で、正直拾えなかった、来年に繰り越そうかな、繰り越せるかな、なんていう話をされていました。
もうちょっと早かったら入れたかったんでしょうね。
そうですね。ビッグボスもかなり注目されています。
こういった言葉が選ばれたわけなんですけれども、新語流行語大賞だけではなくて実は今週ですね、言葉に関する表彰が続々とあったんです。それについてご紹介していきます。
まず昨日発表がありました。三省堂、こちらは辞書の出版で有名なところですね。辞書を編む人が選ぶ今年の新語2021が発表されました。そして一昨日発表があったのが、女子中学生(JC)、女子高校生(JK)、JCJK流行語大賞2021も発表されているんです。あわせて見ていきましょう。
まずは、三省堂からですね、辞書のエキスパートが選んだ2位3位はこちら。
「○○ガチャ」、「マリトッツォ」もう皆さんこちらご存知ですよね。この「マリトッツォ」は今月発売の国語辞典にもう掲載予定なんだそうです。もうティラミスのように定着していくんですかね。
そして2位は「○○ガチャ」これもよく聞くようになりました。ガチャガチャ、何が出るのかわかりませんよね、ということで、結果のよしあしが自分で選べず、偶然に左右されること、そういった意味で使われていまして、その中でも「親ガチャ」、よく聞きますね。親は選べないということで、親の地位や収入などによって、子供の人生や運命がほぼ決まってしまうこと、SNSなんかでもよく見ました。
さあこういった言葉ランクインしていますが、大賞は「チルい」。こちらは、宜嗣さん、ご存知ですか。
来たな。「チルい」。使ったことないね。
ないですね。
チル?チルドレン?
チルドレン、ではないんです。でも確かに英語から来ているんですね。こちらです。はい。
チルアウト。これよくアメリカなどで(あの)スラングとして使われるんですけれども、落ち着くとか、くつろぐとか、そういった意味で使うものが日本に入ってきまして、そのチルを形容詞化したものが「チルい」なんですね。心身の緊張を解くような心地よさが感じられる様子のときに使うんですが、例えば「チルい局」落ち着く曲ですとか、あとは「日曜の午後はチルい」くつろげる、そういった意味で使うんです。どうですか宜嗣さん。
チルアウトね。
チルアウト。はい。
新語の新しい形容詞ってね、ついていけない言葉が多いね。
そうですね、形容詞多いですよね。
私はこれを後輩アナウンサーは使ったら若干眉をひそめてしまうくらい心の狭い人間かもしれない。「チルい」?言うんですね。
はい、SNSなどでもタグでよくチルとか使ってる方多いですよね。
まぁね、そういうふうには使ってたのは聞いてたけど、チル「い」っていうのは初めて聞きましたね。
この「チルい」についてなんですけれども、三省堂の担当者の方、言葉としての成り立ちがとっても興味深いそうなんです。外来語なんですけれども、形容詞として受け入れられている形が珍しいそうなんですね。過去には「エモい」ですとか、「ナウい」などありましたよね。こういった形容詞になることで根付きやすいんですって。
「ナウい」。
「ナウい」世代、ですね。
「ナウい」ですね。「ナウい」言葉が流行ってる頃、僕はお昼の番組で「なうNOWスタジオ(なうナウスタジオ)」っていうものをやってました。ナウが2つ続いてるんだよね。
まさに流行に乗って。
だから「ナウい」は大丈夫だったんですね。だからチルチルなんとかっていうのも。
いいですね。新しいですね。
がんばって使うようにします。
はい、お願いします。
勉強ですこれも。
はい。「チルい」が流行っていました。さぁそして、JCJK流行語大賞、栄えある一位は、「きまZ」。これは、小松さん、ゼット好きで知られていますけれども。
全然わかんない。「ぜーーっと」ではないんですね。
はい、違うんです。これ「きまZ」は意味、気まずいという意味なんです。
初めて聞きました。
YouTuberの方が発信して流行ったということなんですけれども、ローマ字打ちで打つときにきま「ず」、「ZU」と打ちますよね。その語感が面白いということで流行ったそうなんです。で、「きまZポーズ」というのも流行っていまして、ちょっと小松さんのポーズさっき違ったんですけれども、
いやあれはあれで正しいんです。
あぁそうですね、失礼しました。この「きまZ」は、こうやるそうです。
「しぇー」じゃんそれ。
「しぇー」じゃないんです。今の時代は「きまZ」なんです。
どんどん時代をさかのぼらせるっていうね。怖いスタジオですね。
楽しいですね。
もう1回やってもう1回やって「きまZ」。
「きまZ」で、これで写真を撮ったりですとか、あと気まずい雰囲気になったときに「きまZ」とやって場を和ませるように使うそうなんです。
どう考えても「しぇー」だと思うけど。
私もそっち。
「しぇー」ですよね。
時代は進んでいます。
はい。来年またZが来るのかと思って私は個人的に嬉しいです。
以上、「きょうトピ」でした。
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