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【与日本人交流】あいづち(应声、帮腔 随声附和)
コミュニケーションにおいて重要なことは何でしょうか?それは流暢に話すことや、おもしろおかしく話すことではなく、相手の話を聞くことです。
人はだれでも自分のことを理解してほしいと思っています。だからこそ相手の話を聞く力、「傾聴力」が重要なのです。
「傾聴力」の中で最も基本的で効果的、しかも簡単なのが「相づち」です。「私はあなたの話を聞いていますよ」「わたしはあなたの話に価値があると思っていますよ」ということを相手に伝えることができます。相づちは外国人でもすぐに使えるようになるので、ぜひ覚えてください。
今回は覚えやすい相づちの「さしすせそ」を紹介します。
し:実力ですね/知らなかったです
す:すごい・すばらしい
せ:絶対/センスがいい
そ:そうなんですね・そうですよね/それで・そして
それでは、具体的な使い方を紹介します。
・相手の話を聞きながら「そうなんですね」「そうですよね」と同意や関心を示し、
・「それでどうなったんですか?」「そしてどうなったんですか?」と話の続きをうながしていきます。
・最後に「すごい」「すばらしいですね」「さすがですね」とほめます。
・相手が謙遜した場合はさらに「いえいえ、実力ですよ」と言うと喜ばれます。
・相手がなにか意見や知識を伝えようとしている場合は、「知らなかったです」「絶対そうですよ」「センスがいいですね」と答えます。
ビジネスで新しいお客様を訪問した場合、自分の会社のことばかり話していると、ものを売りつけられそうで相手は逆に警戒します。人は信頼できると判断した人の話しか聞こうとしないものです。ですから、まずは相手の話をきちんと聞くこと、相づちを使って相手の話を聞いていることを示すことで相手に信頼してもらうように努めましょう。相手が信頼してくれればビジネスの話もスムーズになるはずです。
ところで、相手の話を聞こうとしても、知り合ったばかりの相手はあまり話をしてくれないことも多くあります。その場合は質問する力が重要になってきます。質問の力については別の機会に紹介したいと思います。
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